白内障手術の内容

白内障手術はどのように行うのでしょう。順を追って見てみましょう。

 

1 術前検査

白内障手術は点眼麻酔で行いますので、高血圧や糖尿病、心疾患などの持病のある人は、念のために内科を受診してます。

術前検査では胸部X線、心電図、採血検査など一時間半程度の検査を行います。

さらに手術の時に眼内レンズを挿入するので、眼内レンズの度数を決めるための検査も行います。

2 準備

手術の3日前から、抗生物質の点眼を開始します。

これは目のバイ菌の量を少しでも減らし、感染症のリスクを減らします。点眼は1日3回行います。

3 手術

手術は一般的に超音波乳化吸引術という方法で、白濁した水晶体を取り除きます。

水晶体というのは嚢(のう)という薄い透明な膜に包まれています。

この膜の前の部分に2,3ミリの丸く穴を開けて、中の濁った水晶体だけを超音波で砕いて液化させ取り除きます。

ちなみに以前は水晶体ごと取り出していたそうですが、傷口が大きくなるため術後の乱視が大きくなってしまうことや、

感染が起こりやすいためにリスクが高いので、いまはあまり行われていません。

濁った水晶体を取り出したあとは、残っている嚢の中に眼内レンズを挿入します。

ここが難しいそうです。というのは、嚢がとても薄い膜で、簡単に破れてしまうからです。

その膜を破らずに中身だけ取り除くには、かなりの熟練を要するようです。

4 術後の受診

白内障手術後の診察スケジュールは、

術翌日、3日後、1週間後、2週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、一年後となっているようです。

また、手術後はおよそ3ヶ月間点眼しつづけます。

その他

白内障の手術後、数ヵ月~数年して、またまぶしくなったり、目がかすんだりすることがあるようです。

これを後発白内障といいます。

おそらく、「手術をしたのになぜ?」と思うことでしょう。

これは手術のときに残した水晶体の後嚢が濁ってくるために起こります。

ただ、心配はあまり要らないようです。

というのは、後発白内障の場合は手術の必要はなく、レーザーを使って簡単に濁りを取ることができるからです。

視力はすぐに回復するとのことです。

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