クララスティルは特許承認されているの?

2010年9月、アメリカにおいて、白内障の特効薬としてクララスティルが世界で初めて特許承認されました。

この意味するところは非常に大きいと思います。

特許というのは、知的財産としてその発明が守られるという意味合いが大きいわけですが、それだけではありません。

そもそもどのような発明に対して特許が承認されるのかと言いますと、

まず第一に、産業として実施できるものでなければなりません。

つまり、ただ単に学術的価値しかないとか、実験的にしか利用できないという程度では特許を取ることができないのです。

それは、産業の発達を図るという特許法の目的が達成できないからです。

つまり、クララスティルが特許を承認されたということは、

白内障の薬として、今後大きく販売され、産業の発達を貢献するであろうということを認めてもらったということなのです。

また、特許を受けることができる発明とは、今までにない新しいものでなければなりません。

白内障に効果のある薬はこれまでひとつもありませんでした。

そこにこのクララスティルが登場したわけです。

それはこれまでなかったまったく新しい発明であり、画期的で他に類がないということが証明されたということなのです。

ですから、クララスティルが特許を承認されたということの持つ意味がいかに大きいかがわかります。

いまEUや日本でも特許を申請中だと言います。

また、現在ではCEマークを取得しております。CEマークとは、欧州連合EUによる欧州統一法規の枠組みの中で設けられた制度であり、すべてのEU加盟国の基準を満たす商品に付けられるマークです。信頼の証ともいえるマークといえます。

2019年7月現在、22万本の売り上げを突破しているクララスティル

手術以外の選択肢としても考えられております。

日本でも特許が取得するば、これからクララスティルを取り巻く日本での環境も劇的に変わってくるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

クララスティルって医薬品なの?

これまで不可能とされていた白内障に効果があるというクララスティルという点眼薬ですが、

これは医薬品なのかと問われると、答えに窮します。

というのは、日本の薬事法では、医薬品とはあくまで薬局などで市販されているものとされているからです。

今現在、クララスティルはインターネットで購入できても、薬局で購入することはできません。

おそらく眼科でも患者に使用されてはいないでしょう。

ですからその意味では医薬品の範疇には含まれないことになります。

しかし、欧米を基準に考えると、答えは違ってきます。

EUではもう4年も前から市販されていて、EUの安全マークであるCEマークを取得しています。

このCEマークがなければ、欧州経済領域EEAやトルコ、スイスで販売することはできませんし、このマークは信頼の証と理解されているのです。

ちなみに、日本でインターネットを通して購入できるクララスティルはフランスから送られきます。

また、アメリカでは2010年、世界で始めて特許が承認され、爆発的に売れているそうです。

ですから、欧米を基準にすれば、医薬品ということになるのだと思います。

クララスティルが効くのか効かないのかという疑問より、こういう素朴な疑問が、案外難しいのが現状なのかもしれません。

後は、個人の判断ということになるのでしょうね。